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6月月例研「反撃能力を巡る自衛隊の課題」
【日 時】6月27日(土)午後3時~5時(2時45分開場) 【テーマ】反撃能力を巡る自衛隊の課題 【場 所】赤城会館(JR・地下鉄東西線「飯田橋」駅) 【参加費】本会会員¥1千円/その他¥2千円 【予約制】6月25日(木)までに住所(メディア関係者はご所属メディアでも結構です)・氏名を明記して上、本会アドレスttn5rhg28d@mx2.ttcn.ne.jpまで「6月月例研参加希望」とお申し込み下さい。 【研究会趣旨】 反撃能力を巡っては導入されるミサイルといったハード面が注目されるが、それ以上に重要なのが運用を巡るソフト面である。本例会では、防衛省が開示した部内資料等から反撃能力を巡る自衛隊の課題を洗い出したい。 【レジュメの頒布】 当日御参加できない方にはレジュメ(PDFファイル。A4×13頁)を頒布致します。 頒価:本会正会員¥300円/その他¥500円 *お申し付け戴ければ領収証を発行致します。 下記本会口座にお振込み戴くと共に、本会アドレスttn5rhg28d@mx2.ttcn.ne.jpまで「6月月例研レジュメ希望」とお申


反撃ミサイルの発射で鉄の塊が住宅に落下する
『軍事民論』第783号(2026年6月10日発行)…6頁 反撃ミサイルの発射で鉄の塊が住宅に落下する ―ブースター被害はイージス・アショアより危険― (掲載記事①) 「反撃ミサイル」ブースター被害の危険 弾道ミサイルから我が国を24時間・365日、切れ目なく守るためとして計画されていたイージス・アショアの配備が断念された理由は、発射後に分離されるブースターが周辺住宅に落下する危険があるということであった。 今年3月末に健軍駐屯地及び富士駐屯地に配備が完了した反撃のためのスタンド・オフ・ミサイルにも、同様な危険があることが防衛省の部内資料から明らかになった。にもかかわらず、防衛省の地元向け説明資料(例えば(資料番号:26.3.7-2)「健軍駐屯地におけるスタンド・オフ・ミサイル配備についてQ&A」(2026年1月更新 九州防衛局))にはこの危険について一切言及されていない。 配備されたのは、「25式地対艦誘導弾」(旧名「12式地対艦誘導弾能力向上型(地発型)」)及び「25式高速滑空弾」(旧名「島嶼防衛用高速滑空弾」)で、いずれも研究開発の完了


空自教育資料から学ぶ「反撃」作戦理解のための航空作戦の基礎
『軍事民論』第782号(2026年6月1日発行)…13頁 空自教育資料から学ぶ「反撃」作戦理解のための航空作戦の基礎 本誌第757号及び第774号で、安保3文書で自衛隊に保有が認められた反撃能力により、航空自衛隊のドクトリンが領土防空から敵基地攻撃へと変容したことを紹介した。 その一方でこれらの号では航空自衛隊における旧来の航空作戦の概要についての説明が欠けていたため、その変容の程度が十分理解されなかったと思われる。 そこで本号では、過去の空自の教育資料から航空作戦の基礎を紹介(2~4.)する共に、空自が現在構想している反撃能力の運用構想から空自の航空作戦(反撃作戦)が今後どこへ向かうのかを紹介(5~6.)したい。 なお特に断りのない限り2~4.での引用は(資料番号:12.8.18-1)「航空作戦(航空学生課程)」(空自第12飛行教育団)と(資料番号:12.4.13-1)「防空作戦構想(航空戦力の運用)」(2011年6月6日)、5~6.でのそれは(資料番号:26.2.4-1)「戦術的な航空作戦に関する研究(その6)最終報告」(戦術団研


スタンド・オフ・ミサイルがなくとも空自は敵基地攻撃が既に可能―防衛省部内資料から明らかに
いわゆる敵基地攻撃が可能となるスタンド・オフ・ミサイルが、令和9(2027)年度に航空自衛隊に導入される予定だ(「空幕長記者会見」(2026年3月17日))。まずは「12式地対艦誘導弾能力向上型(空発型)」及び「JASSM-ER」が納入される。 この導入をもって航空自衛隊が敵基地攻撃能力を取得すると理解されているが、実は既に空自は敵基地攻撃能力を保有し、その訓練を行っていることが防衛省の部内資料で分かった。 その資料が「令和6度日米共同統合防勢対航空訓練応答要領(Q&A)」だ。 その資料が「令和6度日米共同統合防勢対航空訓練応答要領(Q&A)」と「令和7年度日米共同統合防空・ミサイル防衛(防勢)訓練想定問答」だ。 前者は令和6(2024)年度に実施された「日米共同統合防勢対航空訓練」、後者は令和7(2025)年度実施された「令和7年度日米共同統合防空・ミサイル防衛(防勢)訓練」に関する部内資料だ。 前者は令和6(2024)年度に実施された「日米共同統合防勢対航空訓練」、後者は令和7(2025)年度実施された「日米共同統合防空・ミサイル防衛


陸自88式地対艦ミサイルが米軍「キルウェブ」に組み込まれていた―バリカタン演習
それまでオブザーバー参加であったが、今年初めて自衛隊が正式参加した「米比主催多国間共同訓練バリカタン26」。 同訓練では、陸上自衛隊の88式地対艦ミサイル(正式名称:88式地対艦誘導弾)の実射訓練が行われた。自衛隊がフィリピン国内でミサイルを発射するのは、史上初めてのことだ。 この実射が米軍の「キルウェブ」(kill web)に組み込まれていたと、米インド太平洋軍(United States Indo-Pacific Command)が後援する電子メディアが報じている。 問題の箇所は以下の通りだ。 For the first time, the long-running annual exercise featured the Japan Ground Self-Defense Force’s Type 88 surface-to-ship missile system and employment of the U.S.-made Tomahawk land attack missile. Assets were integrated i


スタンド・オフ・ミサイルは抑止力にならない―統幕長記者会見での論理矛盾
反撃能力(敵基地攻撃能力)の一環であるスタンド・オフ・ミサイル(長距離ミサイル)(注)の配備を巡り地元住民から不安の声が上がっている。 この点について定例記者会見で質問を受けた内倉 浩昭 統合幕僚長は、記者の質問に以下のように答えている 記者: 関連して、イラン情勢でも顕著だと思うのですが、ミサイルの発射拠点などが攻撃の対象になっていると思います。自衛隊でもスタンド・オフ・ミサイルの発射拠点などが狙われるリスクというのは、拭えないものがあるのではないかと思っていまして、地元の方々の不安や懸念については、どうお考えでしょうか。 統幕長: お尋ねのありましたような、不安が出ていることについては承知しておりますが、ご指摘のようなことよりも、スタンド・オフ能力を具備することによりまして、より一層、抑止力・対処力を高めることにつながると思います。その効果の方が大きいというふうに考えているところであります。いずれにしましても導入・配備に当たりましては、引き続き丁寧に地域の方々に説明してまいりたい、このように考えております。 【出典】「内倉統合幕僚長記


空自航空戦術教導団研究が明らかにした移動式ミサイル・ランチャー攻撃戦術
『軍事民論』第774号(2026年2月27日)・・・7頁 空自航空戦術教導団研究が明らかにした 移動式ミサイル・ランチャー攻撃戦術 はじめに いわゆる安保三文書(「国家安全保障戦略」、「国家防衛戦略」、「防衛力整備計画」)によりスタンド・オフ防衛能力を活用した反撃能力を構築することが自衛隊の任務となった。 この能力を防衛省は、敵の移動式ミサイル・ランチャー(以下「TEL」:Transporter Erector Launcher)を破壊するために使用すると喧伝している。 同省HPの説明図(スタンド・オフ防衛能力ってなに?)では、我が方のスタンド・オフ・ミサイルをもって敵のTELを破壊することになっているが、この図のように敵のTELを直接破壊することはまず不可能だ。 スタンド・オフ(stand-off)とは「敵の射程外」を意味し、必然的に敵より長い射程が求められる。当然のことながら、射程が長いほど、発射から着弾までにタイムラグが生じる。弾道ミサイルの場合、射程600㎞程度であれば着弾までに約6分、1000㎞程度であれば約10分かかる*1。


「反撃能力」兵器だけでなく運用も開発済み
反撃 (敵基地攻撃) のためにスタンド・オフ・ミサイルの開発とその配備が進んでいる。 【出典】 https://www.yomiuri.co.jp/pluralphoto/20250830-OYTNI50031/ 「反撃能力」とは「相手の領域において、我が国が有効な反撃を加えることを可能とする、スタンド・オフ防衛能力等を活用した自衛隊の能力をいう」 (「 国家防衛戦略 」18頁) ことから、スタンド・オフ・ミサイルが敵基地を目標としていることは明白だ。 秘密のベールに包まれて国民は知ることができないが、その運用についても検討が進んでいるようだ。 その一端を示すのが、本会の情報公開請求により防衛省が開示した「スタンド・オフ防衛能力運用構想」 (統合幕僚監部) だ。 残念ながら開示されたのは表紙のみで、内容については全く分からない。 同時に開示された「スタンド・オフ防衛能力運用構想について(通達)」 (統幕計第171号 2024年12月23日) によると、統合幕僚監部と統合作戦司令部に対して同構想に基づく体制構築のための各種検討が命ぜられて


反撃のために平時から情報収集衛星で敵領土の目標情報を収集せよ
反撃のために平時から情報収集衛星で敵領土の目標情報を収集せよ ―陸自「野戦特科コンセプト」― 陸上自衛隊が反撃 (敵基地攻撃 )能力を行使する際のターゲティング *1 のために、 情報収集衛星 を使って平時から敵領土・領域内にある目標の情報収集を行うことを検...
陸自幹部高級課程論文が「反撃能力」運用構想を提言―「日米防衛協力のための指針」の改定まで言及
陸上自衛隊第88期 幹部高級課程 での教育の一環としてまとめられた研究論文が、「反撃能力」の具体的な運用構想について提言していることを本会が発見した。また論文は、運用構想の具体化のために「 日米防衛協力のための指針 」の改定まで言及している。...
8月月例研「統合教範『対航空作戦』の概要」
【日 時】8月30日(土)午後3時~5時(2時45分開場) 【場 所】赤城会館(JR・地下鉄東西線「飯田橋」駅) 【テーマ】統合教範「対航空作戦」の概要 いわゆる「安保3文書」の改定(2022年12月)に伴い新たに盛り込まれた「反撃能力」に関しては、長距離ミサイルといった...


防衛省部内資料から知る「集団的自衛権行使とターゲティング」
『軍事民論』第745号(1月6日)…10頁 防衛省部内資料から知る「集団的自衛権行使とターゲティング」 防衛省は、「防衛力整備計画」(2022年12月16日 国家安全保障会議決定 閣議決定)において「相手の領域において、我が国が有効な反撃を加えることを可能とする、スタンド・オフ防衛能力等を活用した自衛隊の能力を反撃能力として用いる」(4頁)ことを決定、長距離ミサイルの取得を進めている。 そしてこの反撃能力は我が国単独で行使されることはない。「弾道ミサイルなどの対処と同様に、日米が協力して対処していく」(注)こととなっているからだ。つまり反撃能力は日米共同―集団的自衛権の行使―を前提としているのである。 日本の反撃能力(長距離ミサイル)を日米共同で使用する場合、最大の問題点は目標選択である。 台湾有事であれ、朝鮮有事であれ、日本としては我が国に飛来する弾道ミサイル等の策源地を叩くために使いたいとしても、米軍は他の優先度の高い目標を狙いたいかもしれない。そして現時点では、目標情報の全てを米軍が握っている。 攻撃目標の選択に関するプロセスを米
「反撃能力」は他国防衛のためにも使用する―防衛白書が告白
以前から本誌では、我が国の「反撃能力」が他国防衛―集団的自衛権行使―に使用されると指摘してきたが、政府は今年の『防衛白書』でとうとうそれを認めた。 白書は、「反撃能力」に関する解説コラムを設け、「反撃能力は存立危機事態において行使しうるのですか?」との問いに対して以下の通り...


『防衛白書』に突然登場……「ターゲティング」とは
メデイアからは注目を集めていないが、今年の『防衛白書』の最大の目玉は「ターゲティング」ではないであろうか。この用語は、白書における我が国の防衛政策に関する記述の中では、これまで登場したことがなかった。 白書は、静かに以下の通り宣言する(226頁)。...


ニュース:内閣法制局、安保3文書に意見なし―3文書は有識者提言前に完成か?
我が国の戦後防衛政策の大転換となる反撃能力が導入が決定された安保3文書―国家安全保障戦略、国家防衛戦略、防衛力整備計画―に対して、内閣法制局が意見を付けなかったことが、本会の情報公開請求に対して同局が開示した応接録(下図)から明らかになった。...
ニュース:敵基地攻撃と集団的自衛権―存立危機事態なら「着手」前から攻撃可能―
ニュース:敵基地攻撃と集団的自衛権―存立危機事態なら「着手」前から攻撃可能― * ここ をクリックするとニュース抜粋(PDFファイル)がダウンロードできます。 □ 頒価¥200円(前金制) 上記ニュース全文(PDFファイル×2頁)を読みたい方は、下記本会口座まで¥200円をお振り込み下さい。 また行き違いがないように、本会アドレスまでttn5rhg28d@mx2.ttcn.ne.jp「『ニュースの背景:敵基地攻撃と集団的自衛権』希望」とお申し付け下さい。 □ 領収証 発行しませんのでご注意下さい。 ただし本誌又は本会ニュースのバックナンバー(ここをクリック)を合わせて¥500円以上をご購入の場合は、お申し付け戴ければ発行致します。 (振込先:郵便振替) 【郵便局でのお振込みの場合】 口座番号:00110-1-44399 加入者名:軍事問題研究会 【銀行またはインターネット・バンキングでのお振込みの場合】 ■銀行名:ゆうちょ銀行 ■金融機関コード:9900 ■店番:019 ■預金種目:当座 ■店名:〇一九店(ゼロイチキユウ店) ■口
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