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ニュース短信:問題となっても「大東亜戦争」はやめられない

  • 軍事問題研究会編集
  • 2024年7月29日
  • 読了時間: 2分

更新日:2月17日

 陸上自衛隊第32普通科連隊が、公式X(旧ツイッター)で「大東亜戦争」の表現を使って投稿(4月5日)、これをメディア等が問題視したことから8日には「大東亜戦争最大の激戦地」などの表現を削除した(YAHOO! ニュース)

 この問題の最中、航空自衛隊幹部学校航空研究センターが隊内向けに配布している「研究メモ」において「大東亜戦争」を使用していたことが、本会の情報公開請求により防衛省が開示したそれから明らかになった。

 「研究メモ」とは、空幹校研究部の研究活動の一環としてその成果の一端を機に応じて発信し、エアーパワーに関する議論の活性化を図ることを目的として作成されたものである(「研究メモ(26-1)」)


(2025年2月17日追記)

 海上自衛隊幹部学校が発行する『海幹校戦略研究』最新論文でも「大東亜戦争」の呼称が使われている。

 またこの論文の引用から統合幕僚学校『近代日本統合戦史概説(案)―大東亜戦争篇―』(1984年)という教育資料が存在することが分かった。


【関連情報】

ニュース:「自衛隊幹部教育課程でも『大東亜戦争』」ここをクリック

ニュース短信:「大東亜戦争」は自衛隊の公式用語 ここをクリック

ニュース短信:防衛省HPに掲載されている「大東亜戦争」ここをクリック

 (以上、いずれも全文を知りたい方は本会までお問い合わせ下さい)

ニュース:日本軍、沖縄戦で「長期にわたり善戦敢闘」―陸自沖縄戦史現地教育 *ここをクリック

部内教育資料から見た自衛隊精神教育 ここをクリック


 
 
 

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