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中国との戦いに備えて通常型潜水艦を増強すべし―米海軍少佐の提言

  • 軍事問題研究会編集
  • 11 時間前
  • 読了時間: 2分

 小泉 進次郎 防衛相がテレビ番組で、原子力潜水艦導入の必要性に言及するなど(Yahoo!ニュース)、我が国では原子力潜水艦の保有がにわかに議題に上がっているが、原潜の本家である米海軍では逆に現職の海軍少佐が通常型潜水艦の建造を専門誌『Proceedings』で提言している。

 その論考によると、潜水艦の建造競争において米国は中国に後れを取っており、攻撃型原潜(SSN)の数で中国に(執筆時の)来年にも並ばれることから、その解決策として小型で安価なディーゼル電気式非大気依存推進(AIP)潜水艦での増強を提言している。

 論考では通常型潜水艦のメリットとして、小型で排水量が少ないため、原子力潜水艦では座礁する浅く狭隘な海域でも任務遂行可能である点を挙げている。その海域で静かに潜伏し、電力消費を節約し探知リスクを最小限に抑えながら交通監視や情報収集、標的待ち伏せが可能であるとする。

 このような能力は、台湾海峡、マラッカ海峡、ペルシャ湾、バルト海、黒海、あるいはグリーンランド・アイスランド・イギリス(GIUK)海峡といった、水深がしばしば60メートルを下回る要衝において極めて有用であるという。

 こうした米海軍の情勢を鑑みると、我が国の原潜保有は米海軍の期待を裏切ることになりかねないのである。

(引用論文のタイトルとULRは会員に配信済み)

 
 
 

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