海自が沖縄で離島奪回のための揚陸適地調査を着々と進行中
- 軍事問題研究会編集
- 6月26日
- 読了時間: 3分
海上自衛隊が沖縄で離島奪回のためのLCACの揚陸適地調査を着々と進めていることが、本会の情報公開請求により防衛省が開示した部内資料から明らかになった。
LCAC揚陸適地の調査については、大規模災害対処の名目で自治体の同意の下に行われているものもあるが(LCAC揚陸適地の合同現地調査の実施)、沖縄においては県の同意を得て行われているものはない。
その揚陸適地調査の事実を明らかにした資料が、「海上自衛隊業務計画実施状況報告書」だ。同報告書は毎年度作成されている。

LCAC(Landing Craft Air Cushion)の海自での正式名称は「エアクッション艇『1号』型」という(エアクッション艇「1号」型 )。掃海隊群第1輸送隊第1エアクッション艇隊に所属していて、6隻全てが呉に在籍している(説明しよう、LCACとは!)。
LCACは、1隻で陸上自衛隊の重量級戦車「90式戦車」1両を運ぶことができる。車両や物資を搭載するほか、PTM(Personnel Transport Module)と呼ばれるコンテナ状のものを甲板に設置することで約200人の人員を輸送することもできる(能登半島地震で実力を発揮 自衛隊唯一のホバークラフト「LCAC」を解説)。
LCACは輸送艦に搭載され、艦尾にあるハッチから発進し、陸地へ向かう。ホバークラフトなので砂浜まで上陸できる。この機能から、離島奪還などを担う陸上自衛隊水陸機動団の展開力において中核となる艦艇だ。
【関連バックナンバー】
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陸上自衛隊が想定する仮想敵の島嶼侵攻作戦―陸自訓練資料「演習対抗部隊」より
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南シナ海での中国との紛争における地対艦ミサイルの効果―米議会予算局報告書
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―陸上自衛隊教育訓練研究本部「教訓詳報」より―
□『軍事民論』第748号…13頁 *ここをクリック
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