『軍事民論』第739号(8月1日発行)…10頁
上陸作戦での水陸両用車「AAV7」の水上航行要領―陸自訓練資料より
敵に占領された島嶼を奪回(メディアでは「奪還」と称されることが多いが、陸自の正式用語は「奪回」)するためには着上陸作戦の敢行が必須となる。その際の作戦の主正面となるのが洋上からの上陸作戦であり、陸上自衛隊がその主力装備としているのが水陸両用車「AAV7」である。
本号では、「水陸両用車(仮称)(試行案)」(陸上自衛隊訓練資料3-04-02-18-28-0号)〔右がその目次〕から、AAV7の水上での航行要領について記述した部分を抜粋・紹介する。
「水上訓練における安全管理」と題する一節であるが、AAV7に積載する装備及び事前準備(例えば乗車人員名簿の作成)などについて記述されており、上陸作戦に当たってはこれに準拠するものと思われる。
訓練等で同車両が水上航行する動画がネット上で見ることができる。それら動画をより理解する上で役立つものと思われる。
(AAV7が水上航行する動画)
離島の作戦に必要となる普通科装備―陸自富士学校隊内誌『FUJI』より 陸上自衛隊富士学校が実質的に発行していた隊内誌『FUJI』(現在廃刊)に「『離島の作戦における普通科の戦い方』について」と題する記事が連載された。
記事は中国を敵と想定した島嶼防衛の在り方を論じている。その中で、島嶼防衛において陸自が装備すべき兵器として機動歩兵戦闘車と水陸両車を取り上げ、それらの戦闘要領と所要能力を解説した箇所を抜粋・紹介する。
「武力攻撃を想定した避難施設(シェルター)の防衛省の対応について」(2024年3月 防衛省) 防衛省が国会議員向け説明資料として作成したもの。
□ 頒価 ¥300円(前金制)
お振込み確認後、PDFファイルをメールにて送付致します。
(島嶼防衛作戦関連バックナンバー)
□ 『軍事民論』第601号…13頁 *抜粋はここをクリック
陸上自衛隊が想定する仮想敵の島嶼侵攻作戦―陸自訓練資料「演習対抗部隊」より
□ 『軍事民論』第665号…7頁 *抜粋はここをクリック
資料:陸上自衛隊作戦別教範『離島の作戦(試行案)』(抜粋)
南シナ海での中国との紛争における地対艦ミサイルの効果―米議会予算局報告書
□ 『軍事民論』第675号…4頁 *抜粋はここをクリック
水陸機動団における指揮・統制―陸自教範「水陸機動団(仮称)(試行案)」から
□ 『軍事民論』第686号…7頁 *抜粋はここをクリック
即応機動連隊の離島防衛作戦―陸自教範『即応機動連隊(仮称)(試行案)』より
□ 『軍事民論』第710号…5頁 *抜粋はここをクリック
水陸両用車(AAV7A1)の性能・諸元―陸自訓練資料「水陸両用車(仮称)(試行案)」より
□『軍事民論』第711号…8頁 *抜粋はここをクリック
離島防衛における対謀略戦―陸自教範「情報科運用」より
防研シンポで島嶼防衛を巡り『島内反対派が流すデマ等により民意が誘導』―元陸幕長発言
□ 『軍事民論』第723号…9頁 *抜粋はここをクリック
台湾有事―南西諸島における国民保護と港湾破壊
(振込先:郵便振替)
【郵便局でのお振込みの場合】
口座番号:00110-1-44399
加入者名:軍事問題研究会
【銀行またはインターネット・バンキングでのお振込みの場合】
銀行名:ゆうちょ銀行
金融機関コード:9900
店番:019
預金種目:当座
店名:〇一九店(ゼロイチキユウ店)
口座番号:0044399
加入者名:軍事問題研究会
Comments