今後も続く「日本軍、沖縄戦で『長期にわたり善戦敢闘』」
- 軍事問題研究会編集
- 2月12日
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昨年、本会ニュース「日本軍、沖縄戦で「長期にわたり善戦敢闘」―陸自沖縄戦史現地教育」で防衛省・自衛隊が批判にさらされた沖縄戦史現地教育だが、日本軍が「善戦敢闘」したという評価に変更がないことが本会の情報公開請求で分かった。
この問題で批判の矢面に立った陸上幕僚長は、昨年(2024年)6月6日の記者会見で「今後、それらの適否についてもですね、我々としても検討してまいりたいというふうに思っています」と記者の質問に回答していた。

そこでこの「検討」に関する文書を昨年12月に情報公開請求したところ、防衛省の回答は文書不存在による不開示決定であったのだ。
即ち陸幕長の発言から約半年間、陸上自衛隊は一切の検討を行っていなかったのである。そして陸幕長は追求の場をやり過ごすためにウソをついたわけだ。
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