top of page

マスメディアへの外国からの「影響工作」も調査対象―国家情報会議設置法案説明資料より

軍事問題研究会編集
9月9日
読了時間: 2分

更新日:9月10日

 本年7月31日に発足した国家情報会議は、我が国インテリジェンスの司令塔機能を担う組織として紹介されることが多い。しかし、具体的にどのような情報や活動を国家情報会議が取り扱うことを想定しているのかは、必ずしも明らかになっていない。 

 今回本会は、国家情報会議設置法(以下「設置法」)に関連する資料の情報公開請求を内閣官房に行い、その開示を受けた。一連の資料の中から、国家情報会議で扱う情報や、外国による情報活動への対処について、具体的な想定事例を記載した資料が見つかった。

 それが、内閣法制局への説明資料として作成された「国家情報会議設置法案(仮称)説明資料」(2025年12月 内閣情報調査室)だ。なお内閣情報調査室は、設置法の法案段階での所管官庁で、同法成立に伴い国家情報局に改組された。

 資料では、「外国情報活動への対処」(設置法第2条)に関する同会議の調査審議事項の1つとして、外国情報機関による我が国のマスメディアへの働き掛けを挙げている(資料10頁)。

 また政府は国会答弁で、外国勢力によるものではない我が国の市民団体等の活動は、「外国情報活動への対処」の調査審議事項にはならないと説明していた。一方資料は、国政選挙に影響を及ぼすために国内勢力が行う活動や、極端な民族主義・国家主義的主張を唱えるグループの活動は、その対象となるとしている。


【関連情報】

国家情報会議設置法に対する各省庁の疑問―省庁間協議より *ここをクリック

中国の影響工作活動の主対象は沖縄―防研部内研究の指摘 *ここをクリック

沖縄への「認知戦」をことさら強調するのはなぜか?―『防衛白書』コラムは沖縄県知事選を前に問題はないのか *ここをクリック


******** 続きを読まれたい方へ ********  


 上記は会員向け本会ニュースですが、部外の方にも頒布致します。以下に従ってご注文下さい。


□ 頒価 ¥200円(前金制)

 下記本会口座にご入金戴くと共に、本会アドレス(ttn5rhg28d@mx2.ttcn.ne.jp)までニュースタイトルを添えてお申し付け下さい。

 お振込み確認後、PDFファイル(A4×2頁)をメールにて送付致します。


□ 領収証

 発行しませんのでご注意下さい。

 ただし本誌又は本会ニュースのバックナンバーを合わせて¥500円以上をご購入の場合は、お申し付け戴ければ発行致します。


(振込先:郵便振替)

【郵便局でのお振込みの場合】

口座番号:00110-1-44399

加入者名:軍事問題研究会


【銀行またはインターネット・バンキングでのお振込みの場合】

銀行名:ゆうちょ銀行

金融機関コード:9900

 店番:019

 預金種目:当座

 店名:〇一九店(ゼロイチキユウ店)

 口座番号:0044399

 加入者名:軍事問題研究会

 
 
 

最新記事

すべて表示
外務省の開示決定に「十分な検討なし」と断罪―情報公開審査会が異例の指摘

情報公開法に基づく省庁の開示決定について、恣意的な不開示決定の疑念がかねてより指摘されてきた。  この疑念に情報公開審査会がズバリと切り込み、不開示決定の取り消しを求める異例の答申を行った。  それが「令和8年度(行情)答申第583号ないし同第586号」だ。  同答申は、「日米韓首脳会合及びワーキング・ランチ」(2023年8月18日)に関する外務省の開示決定に対する審査請求について行われたものだ。

 
 
 
10月月例研:自衛隊のインテリジェンス

【日 時】10月24日(土)午後3時~5時(2時45分開場) 【テーマ】自衛隊のインテリジェンス 【検討資料】統合教範8-4「統合情報」(統合幕僚監部)  統合運用に伴うインテリジェンス業務の準拠となる同教範から自衛隊の情報活動について知見を得たい。 【場 所】赤城会館(JR・地下鉄東西線「飯田橋」駅)*申込者には会場地図をお送りします。 【参加費】本会会員¥1千円/その他¥2千円 【予約制】10

 
 
 

コメント


  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn

©2022 by 軍事問題研究会。Wix.com で作成されました。

bottom of page