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ニュース:岸田総理の「被爆者の思い」は官僚の作文―対外想定問答が明らかに

軍事問題研究会編集

 核兵器禁止条約の国連での採択(2017年7月)を前にして、日本政府の不参加の方針に対し、当時外相であった岸田総理は、記者会見(同年6月27日)で「被爆者メンバーたちの思いに、広島出身の大臣としては改めてどう受け止めているのか」との質問に対して回答している。

 実はこうした質問を予想して、官僚による回答要旨が作成されていたことが、本会の情報公開請求により外務省が開示した文書から明らかになった。

 外務省HPに掲載されている記者会見記録と照らし合わせても、岸田総理の発言は開示文書に沿った内容であることが分かる。

 以下、記者会見での発言と回答要旨を対比したい。

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