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米国防大学研究者による中国軍の台湾侵攻に係る論考

軍事問題研究会編集

『軍事民論』第744号(11月29日)…8頁

記事1「米国防大学研究者による中国軍の台湾侵攻に係る論考」

 米国防大学出版(National Defense University Press)は、同大学研究者による台湾侵攻に関する論考「海峡を越えて」を出版した。

 防衛省情報本部分析部は、このうちの台湾侵攻における軍民の海上輸送に関する第8章を全訳、兵站及び動員能力に関する第9章を抄訳して参考資料として部内に頒布している。

 本号では同分析部が翻訳したうち各章の要約とその結論部分を抜粋・紹介する。なお原文の脚注は全て省略した。

「海峡を越えて」目次

第1節 中国の意思決定にかかわる計算

第1章 中国の対台湾政策における中国の3つの論理:分析の枠組み

第2章 中国の軍事力使用に関する計算、(代替可能な)将来、コスト、利益、リスク及び目標

第2節 台湾に対する中国軍の作戦と構想

第3章 中国による台湾への軍事的威圧のための選択枝の評価

第4章 台湾侵攻時の火力打撃、封鎖、上陸

第5章 台湾侵攻時作戦における人民解放軍の市街地戦

第3節 中国軍と軍改革の影響

第6章 軍改革後の陸軍及び海兵隊水陸両用旅団

第7章 台湾侵攻における空挺部隊

第8章 台湾侵攻における軍民の海上輸送

第9章 台湾侵攻における中国軍の兵站及び動員に係る能力

第10章 台湾侵攻における中国軍の指揮・統制

第4節 台湾の防衛力の強化

第11章 台湾の全般防衛構想に関する総合分析

第12章 一台湾の負けられない戦いに勝つためー


記事2「台湾侵攻?「ヘルスケープ(地獄の風景)」に遭遇」

 米『Washington Post』紙が今年6月10日付けで「The U.S. military plans a ‘Hellscape’ to deter China from attacking Taiwan」を掲載して話題を呼んだ。

 これは中国による台湾侵攻に際して米軍は、大量の陸・海・空無人機を使用してこれを阻止するという構想で、中国にとって「地獄の風景」(Hellscape)にするというものだ。

 ただしこの米軍の構想は同紙のスクープではなく、既に『Aviation Week』誌はこの構想における調達面の詳細を昨年報じている。

 本号では、陸上自衛隊基礎情報隊が同誌記事の全訳を部内向けに頒布している資料から、その抜粋を掲載する。

 なお原文中の脚注は全て省略した。

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(関連バックナンバー) 中国人民解放軍の着上陸作戦に対して台湾軍が抱える問題点―防研部内研究よりここをクリック


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