top of page
軍事問題研究会編集

台湾有事では米が核の先制使用―防研部内研究の論考

更新日:9月29日

 台湾有事を巡り米中紛争が勃発した場合、軍事力で劣勢の中国が核兵器を先制使用すると一般的には想定されている(注)

 ところが、こうした想定に反して、アジア太平洋地域おいては米国の攻撃能力が極めて限られているため、逆に米国の方が核の選択を迫られると防衛研究所の部内研究が分析している。

 その部内研究が、「核抑止戦略を巡る最近の動向」(防衛研究所令和4年度所指定研究成果報告書)だ。「所指定研究」とは、防衛政策の策定に資することを目的に広範囲な安全保障の観点から実施する調査研究をいう(平成11年防衛研究所達第1号「防衛研究所の調査研究に関する達」)

 同研究によると、アジア太平洋地域に限れば、通常戦力での米中紛争は以下の理由から米国が不利であるという。

(注)そうした想定に基づくものとして以下の論考がある。

北朝鮮および中国の核使用シナリオ ここをクリック

もしも今核兵器が使われたら 初のシミュレーションが示す脅威 ここをクリック


******* 続きを読まれたい方は *******


 本ニュースは会員向け配信ですが、部外の方にも頒布致します。下記の手順に従ってお申し付け下さい。


□ 頒価 ¥200円(前金制)

 下記本会口座までご入金戴くと共に、本会アドレス(ttn5rhg28d@mx2.ttcn.ne.jp)までニュースタイトルを添えてお申し付け下さい。

 お振込み確認後、メールにて送付致します。


□ 領収証

 発行しませんのでご注意下さい。

 ただし本誌又は本会ニュースのバックナンバーを合わせて¥500円以上をご購入の場合は、お申し付け戴ければ発行致します。


【関連情報】

台湾有事は核戦争・・・そして米の核の傘は届かない―統幕学校部内研究が想定 *ここをクリック

「核の冬」論と核兵器禁止条約―防研部内研究の論考 *ここをクリック

7月月例研「中国核戦力強化と対米軍事バランス」ここをクリック

防衛研究所が部内研究で中国との『戦闘構想』を提言―航空優勢阻止のためにミサイルで中国飛行場を撃破せよ― ここをクリック

中国との戦闘、攻撃受ける地域に「南西諸島想定」、長期戦「残存兵力で海上阻止」 21年度の防衛研究所提言 ここをクリック


(振込先:郵便振替)

【郵便局でのお振込みの場合】

口座番号:00110-1-44399

加入者名:軍事問題研究会


【銀行またはインターネット・バンキングでのお振込みの場合】

銀行名:ゆうちょ銀行

金融機関コード:9900

 店番:019

 預金種目:当座

 店名:〇一九店(ゼロイチキユウ店)

 口座番号:0044399

 加入者名:軍事問題研究会

閲覧数:50回

最新記事

すべて表示

7月月例研「中国核戦力強化と対米軍事バランス」

【日 時】7月20日(土)午後3時~5時(2時45分開場)*いつもと異なり第3土曜日となります。 【場 所】赤城会館(JR・地下鉄東西線「飯田橋」駅) 【テーマ】中国核戦力強化と対米軍事バランス 【検討資料】「核抑止戦略を巡る最近の動向」(防衛研究所令和4年度所指定研究成果...

Comments


bottom of page