『軍事民論』第725号(2023年12月1日発行)…14頁
「データで見る自衛隊2023年度―予算委員会要求資料から」
我が国の省庁のうち、その実態が明らかになるデータを出し渋る組織の1つが防衛省・自衛隊だ。このため客観的なデータを揃えることが困難であることが、この組織を論じる際の障壁となっている。
そこで本号では、公刊資料では得ることができない、防衛省・自衛隊に関する最新データを紹介したい。
データの出典は、「予算委員会要求資料」である。同資料は、衆・参予算委員会の審議に資するために毎年度、野党各党の照会項目に対して防衛省が回答及び関連資料をまとめたものだ。予算審議という「人質」を取られている関係からか、通常であれば明らかにされることない情報も掲載されている。
ここから特に希少性の高いデータを抜粋すると共に、情報公開請求により同省が開示した部内資料も補足資料として添えている。
(掲載データ)
【自衛官の死亡者数及び死因、事故者数】*2012~2021年
【自衛隊の主要部隊ごとの定数の推移】*陸自師団・旅団、海自自衛艦隊・地方隊、空自航空総隊等別(2008~2021年度毎)
【自衛隊員の定数推移】*内部部局、施設等機関、特別の機関別(1967、1970、1980、1990、2000、2010、2020、2021年度末毎)
【自衛隊の現員数の推移】*陸海空・幕僚監部別(2013~2022年度)
【自衛官の充足率】*陸海空(幹部・下士官・士)別(2020~2022年度)
【自衛官の新規採用者数】*陸海空別及び募集種目別(2012~2021年度)
【陸上自衛隊主要部隊の編成】*師団・旅団・普通科連隊(2022年3月31日現在)
【陸上自衛隊各部隊の定員と主要装備の定数】*2022年3月31日現在
【海上自衛隊艦艇部隊及び航空部隊の編成】*護衛隊群・潜水隊群・掃海隊群・航空群・地方隊等(2022年3月31日現在)
【航空自衛隊航空部隊及び高射群の定員と定数】*飛行隊・高射群の定員及び各航空隊への戦闘機の配備機数(2022年3月31日現在)
【自衛隊の訓練水域図】
【自衛隊の訓練空域図】
【自衛隊隊員の刑事事件統計】*2021年度刑事事件統計(検挙人数)、知能犯・粗暴犯・凶悪犯・風俗犯・交通犯・自衛隊法違反等別
【防衛省・自衛隊の秘密件数】*特別防衛秘密・特定秘密別(2017~2021年末)
【防衛省調達上位20社】*2017~2021年度
【自衛隊施設の地下化】*1985~2022年年度までの実績、2022年度以降の予定
【自衛隊の定数・定員・実員】*定数・定員・実員の違いを解説
本号購入者には、本会会員の複写代で以下の資料の複写に応じます。いずれも防衛省が予算委員会に提出した資料からの抜粋です。
(資料番号:23.11.8-1)は全国の陸海空自衛隊基地の一覧(駐屯地名、所在地、面積、主要部隊、定員)、(資料番号:23.11.8-2)は全国の自衛隊演習場・射撃場・訓練場の一覧(名称、所在地、面積)です。
(資料番号:23.6.7-3)「自衛隊員処分状況(2017~2021年度)」
正会員複写代 ¥700円(15頁×¥40円+送料・手数料¥100円)
* PDFファイル(画像データ)。
(資料番号:23.11.8-1)「自衛隊基地一覧」(2022年3月31日現在)
正会員複写代 ¥1,140円(26頁×40円+送料・手数料100円)
* PDFファイル(画像データ)。
(資料番号:23.11.8-2)「自衛隊演習場・射撃場・訓練場一覧」(2022年3月31日現在)
正会員複写代 ¥460円(9頁×¥40円+送料・手数料¥100円)
* PDFファイル(画像データ)。
□ 頒価 ¥300円(前金制)
下記本会口座までご入金戴くと共に、本会アドレス(ttn5rhg28d@mx2.ttcn.ne.jp)まで「『軍事民論』第725号希望」とお申し付け下さい。
お振込み確認後、PDFファイルをメールにて送付致します。
【関連資料のご紹介】
「在日米軍データブック」(2023年) *ここをクリック
□ 領収証
発行しませんのでご注意下さい。
ただし本誌又は本会ニュースのバックナンバーを合わせて¥500円以上をご購入の場合は、お申し付け戴ければ発行致します。
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