9月月例研「自衛隊の作戦行動を阻害する個人情報保護制度」
- 軍事問題研究会編集
- 9月4日
- 読了時間: 3分
【日 時】9月20日(土)午後3時~5時(2時45分開場)
【場 所】赤城会館(JR・地下鉄東西線「飯田橋」駅)
【テーマ】自衛隊の作戦行動を阻害する個人情報保護制度
現職の陸上自衛官が、有事に備え個人情報保護法の適用除外を訴える論考を発表した。
要は有事に際して自衛隊の作戦行動を阻害する人物の特定に警察や地方公共団体が保有する個人情報を自衛隊に利用させろというものだ。
本例会では、この論考を紹介すると共に、それを必要とする自衛隊の情報保全の概念を紹介する。
【参加費】本会会員¥1千円/その他¥2千円
【予約制】9月18日(木)までにご住所(メディア関係者はご所属メディアでも結構です)・氏名を明記の上、本会アドレスttn5rhg28d@mx2.ttcn.ne.jpまで「9月月例研参加希望」とお申し込み下さい。
なお領収証をご希望の方は当日ご用意致しますので、申込時に宛先・但書をご指定の上、お申し付け下さい。
【関連ニュース】
有事には個人情報保護法の適用除外を―現職の陸上自衛官が新たな有事立法を提言 *ここをクリック
【レジュメの頒布】
頒価:本会会員¥300円/その他¥500円 *お申し付け戴ければ領収証を発行致します。
当日御参加できない方にはレジュメ(PDFファイル。A4×10頁程度)を頒布致します。
下記本会口座にお振込み戴くと共に、本会アドレスttn5rhg28d@mx2.ttcn.ne.jpまで「9月月例研レジュメ希望」とお申し込み下さい。なお送付は月例研開催後となりますので、予めご承知おき下さい。
(レジュメ構成)
1.情報保全
(1) 用語の定義
① 国内勢力
② 敵
③ 敵性行為
④ 敵性情報活動
⑤ 諜報
⑥ 謀略
⑦ 妨業
⑧ 転覆活動
⑨ 非公然活動
⑩ 非合法活動
⑪ 調査工作
⑫ 利用工作
⑬ 保全
(2) 情報保全とは
① 概念
② 実施区分別
(3) 情報保全の目的
2.自衛隊の保全活動

(1) 情報と保全の関係
① 敵の情報活動
② 敵の謀略活動
(2) 保全に関する情報活動
① 部隊等保全
② 部隊等保全の手段
③ 部外保全
④ 保全措置
(3) 保全に関する情報活動
① 過程と機能
② 保全に関する情報活動の特性
③ 資料収集上の留意事項
3.安全保障領域における個人情報の利用
(1) 安全保障領域における個人情報の意義
① 平時
② 戦時
(2) 自衛隊による個人情報収集の必要性
① 警察からの情報提供では足りない理由
② 自治体からの情報提供では足りない理由
(3) 日本における個人情報保護制度
① 個人情報保護法第61条「個人情報の保有の制限等」
② 同第64条「適正な取得」
③ 同第69条「利用及び提供の制限」
④ 安全保障における例外規定の不存在
(4) 日本の安全保障法制と個人情報保護法制との関係
① 明文上の根拠法令の不存在
② 武力攻撃事態においても現行国内法制度が継続的に適用
③ 自衛隊法第88条に基づく情報収集の限界
4.自衛隊による情報収集活動と個人情報保護の課題
(1) 自衛隊が収集する個人情報
① ターゲティング目的
② 情報保全業務・情報作戦目的
③ 災害派遣・国民保護目的
(2) 本人同意を得ない自衛隊による個人情報の取得
① 収集対象の制約
② 取得手段の制約
③ 第三者からの情報提供の制約
(3) 個人情報の目的外利用(軍事利用)への制約
① 情報作戦やスパイ活動に自衛隊が対処する場面
② 個人情報を通信情報等と照合したデータベースの構築
③ 個人情報保護法第69条の制約
(4) 具体的な取り組みに関する提言
① 自衛隊法改正等による武力攻撃事態時の個人情報保護法適用除外
② 安全保障を目的とした情報収集の根拠法
③ 権利侵害を防止する組織的統制要領の枠組み
以 上
(振込先:郵便振替)
【郵便局でのお振込みの場合】
口座番号:00110-1-44399
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