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5月月例研「空自『反撃能力』運用構想」

  • 軍事問題研究会編集
  • 4 日前
  • 読了時間: 4分

【日 時】5月23日(土)午後3時~5時(2時45分開場)

【テーマ】空自「反撃能力」運用構想

【場 所】赤城会館(JR・地下鉄東西線「飯田橋」駅)

【参加費】本会会員¥1千円/その他¥2千円

【予約制】5月21日(木)までに住所(メディア関係者はご所属メディアでも結構です)氏名を明記して上、本会アドレスttn5rhg28d@mx2.ttcn.ne.jpまで「5月月例研参加希望」とお申し込み下さい。

 いわゆる安保三文書(「国家安全保障戦略」、「国家防衛戦略」、「防衛力整備計画」)によりスタンド・オフ防衛能力を活用した反撃能力を構築することが自衛隊の任務となった。

 この能力を防衛省は、敵の移動式ミサイル・ランチャー(以下「TEL」:Transporter Erector Launcher)を破壊するために使用すると喧伝している。

 同省HPの説明図(スタンド・オフ防衛能力ってなに?)では、我が方のスタンド・オフ・ミサイルをもって敵のTELを破壊することになっているが、この図のように敵のTELを直接破壊することはまず不可能だ。

 スタンド・オフ(stand-off)とは「敵の射程外」を意味し、必然的に敵より長い射程が求められる。当然のことながら、射程が長いほど、発射から着弾までにタイムラグが生じる。弾道ミサイルの場合、射程600㎞程度であれば着弾までに約6分、1000㎞程度であれば約10分かかる。従ってTELが移動中であれば、着弾する頃には破壊範囲外にいるし、仮にその場に留まっていたとしても、着弾前にミサイルを発射する余裕は充分あるのである。

 この問題を航空戦力を用いてどう「解決」するかについて航空自衛隊航空戦術教導団がまとめた研究が、「戦術的な航空作戦に関する研究(その6)最終報告」(戦術団研第5号(令和7年2月27日)別冊)だ。

 本例会では、同報告の内容から空自が敵TELを破壊するためにどのように「反撃能力」を運用するのかを紹介したい。

【関連情報】

『軍事民論』第757号 *ここをクリック

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【レジュメの頒布】

 当日御参加できない方にはレジュメ(PDFファイル。A4×10頁程度)を頒布致します。

  頒価:本会正会員¥300円/その他¥500円 *お申し付け戴ければ領収証を発行致します。

 下記本会口座にお振込み戴くと共に、本会アドレスttn5rhg28d@mx2.ttcn.ne.jpまで「4月月例研レジュメ希望」とお申し込み下さい。なお送付は月例研開催後となりますので、予めご承知おき下さい。

(レジュメ構成)

1.はじめに

(1) 反撃能力イメージ図のウソ―スタンド・オフ・ミサイルをもって敵ミサイル・ランチャーは破壊できない

(2) 我が国侵攻に対する空自の基本的な考え方―『航空自衛隊コアドクトリン』より

2.航空作戦の基本―「航空作戦」(空自航空学生課程)より

(1) 航空優勢

① 航空優勢とは

a. 航空優勢の意義

b. 制空権と航空優勢の違い

② 航空優勢の区分

(2) 航空作戦の分類

① 戦略航空作戦

a. 意義

b. 特質

② 戦術航空作戦

a. 意義

b. 特質

③ 戦術航空作戦の区分

a. 対航空(Counter Air)

b. 航空阻止(Air Interdiction)

c. 近接航空支援(Close Air Support)

d. 戦術航空偵察

e. 戦術空輸

3.空自ミサイル・ランチャー攻撃運用構想―空自航空戦術教導団部内研究

(1) 「反撃」とは

① 「国家防衛戦略」における「反撃」と「迎撃」の違い

② 空自ドクトリンにおける「反撃」の位置付け

(2) 「反撃」=攻勢対航空(Offensive Counterair:OCA)

① Attack Operations(攻撃作戦)

② SEAD(Suppression of Enemy Air Defense:敵防空網制圧)

③ Fighter Escort(戦闘機による護衛)

④ Fighter Sweep(戦闘機による掃討)

(3) 「迎撃」=防勢対航空(Defensive Counterair:DCA)

① 能動的防空・ミサイル防衛

② 受動的防空・ミサイル防衛

(4) 統合防空ミサイル防衛との関係

(5) 将を射んとせばまず馬を射よ―狙いはランチャーではない

4.スタンド・オフ・ミサイルによる「反撃」の具体化

(1) 命令・統制関連

(2) 攻撃に関する三原則の履行基準・指針の策定

5.反撃能力の戦力発揮に向けた課題

(1)  ドクトリン及び規定の改正

(2) キルウェブ(kill web)の構築

(3) スタンド・オフ・レンジ

 以 上


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