【日 時】2月24日(土)午後3時～5時（2時45分開場）
【場 所】赤城会館(JR・地下鉄東西線「飯田橋」駅)
【テーマ】航空宇宙自衛隊の課題―宇宙の観点から
【検討資料】「研究メモ(5-4)宇宙条約第2条から見る国家防衛戦略及び日米2＋2共同発表」(2023年6月2日 航空自衛隊幹部学校航空研究センター)
【参加費】本会会員￥1千円/その他￥2千円
【予約制】2月22日(木)までにご住所(所属メディアでも結構です)･氏名を明記の上、本会アドレスttn5rhg28d@mx2.ttcn.ne.jpまで「2月月例研参加希望」お申し込み下さい。
【レジュメの頒布】
頒価:本会会員￥300円/その他￥500円 ＊お申し付け戴ければ領収証を発行致します。
当日御参加できない方にはレジュメ(PDFファイル。A4×14頁程度)を頒布致します。
下記本会口座にお振込み戴くと共に、本会アドレスttn5rhg28d@mx2.ttcn.ne.jpまで「2月月例研レジュメ希望」とお申し込み下さい。なお送付は月例研開催後となりますので、予めご承知おき下さい。
(レジュメ構成)
１．我が国における宇宙安全保障の流れ
(1) 「航空自衛隊ドクトリン等に関する調査研究」(幹校計第37号 18.3.31)
(2) 「宇宙開発利用に関する基本方針について」(防衛省宇宙開発利用推進委員会 2009(H21)年1月15日)
(3) 平成25年度宇宙状況監視システムの基礎的運用研究実施計画
(4) 「国家安全保障戦略」(2013(H25)年12月17日 国家安全保障会議決定 閣議決定)
(5) 「平成26年度以降に係る防衛計画の大綱」(2013(H25)年12月17日 国家安全保障会議決定 閣議決定)
(6) 「宇宙開発利用に関する基本方針について(改訂版)」(防衛省宇宙開発利用推進委員会 2014(H26)年8月28日)
(7) 「日米防衛協力のための指針」(2015(H27)年4月27日)
(8) 「宇宙基本計画」(2016(H28)年4月1日閣議決定)
(9) 「平成31年度以降に係る防衛計画の大綱」(2018年12月18日 国家安全保障会議決定 閣議決定)
(10) 「航空自衛隊ドクトリン『作戦運用』」(航空幕僚監部 2019年9月)
(11) 「宇宙基本計画工程表(令和3年度改訂)」(2021年12月28日 宇宙開発戦略本部決定)
(12) 「国家安全保障戦略」(2022(R4)年12月16日 国家安全保障会議決定 閣議決定)
(13) 「国家防衛戦略」(2022(R4)年12月16日 国家安全保障会議決定 閣議決定)
(14) 「防衛力整備計画」(2022(R4)年12月16日 国家安全保障会議決定 閣議決定)
２．防衛省の宇宙空間における脅威認識
(1) 安全保障分野における宇宙空間の利用現状
(2) 宇宙空間の安定的利用に対する脅威
３．防衛省の今後の取組
(1) Xバンド防衛衛星通信の整備
(2) 早期警戒機能等(HGV探知･追尾)
(3) 宇宙状況把握体制の強化
４．防衛省の宇宙領域把握(SDA)に関する取組
(1) 宇宙空間の安定的利用に対する脅威の例
① 他国の衛星を無力化する攻撃
② 衛星から衛星への攻撃
③ 目標の物理的破壊や何らかの機能を備えた孫衛星
(2) 防衛省の宇宙領域把握(SDA)に関する取組
① 宇宙領域専門部隊の強化(「航空宇宙自衛隊」)
② 防衛省のSDAの強化
５．宇宙条約第2条からみる国家防衛戦略
(1) 問題点
(2) 「宇宙を防衛する」ことの意味
① 類型論
a. 宇宙技術を使って地球上において我が国防衛を行う場合
b. 宇宙アセットや宇宙そのものの防衛を行う場合
c. 自衛隊が他国と連携して国際公共財としての宇宙空間そのものの安定的な利用を確保するような活動を行う場合
② 「宇宙を防衛する」ことと国際平和協力活動としての位置付け
a. 立法の必要性の有無
b. 私人への権限行使の有無
③ 「宇宙を防衛する」ことを命ずる行動命令は必要か？
a. 宇宙技術を使って地球上において我が国防衛を行う場合
b. 宇宙アセットや宇宙そのものの防衛を行う場合
c. 「相手方の利用を妨げ、又は無効にする」活動
d. 自衛隊が他国と連携して国際公共財としての宇宙空間そのものの安定的な利用を確保するような活動を行う場合
④ 自衛隊法と宇宙
a. 宇宙に関する規定の必要性
b. 宇宙空間での権限行使の根拠
以 上
(振込先:郵便振替)
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