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自衛隊が期待する有事における鉄道輸送―防衛省運用政策課長が漏らした本音「ウ戦争が始まってから1日も止まったことは無い…124名が命を落とした…鉄道は生命線である」

『軍事民論』第702号(2022年10月31日発行)…8頁

掲載記事 「第3回『今後の鉄道物流のあり方に関する検討会』議事要旨(抜粋)」

〔解説〕ウクライナ紛争でウクライナ及びロシア両軍の陸上兵站で鉄道輸送が重要な役割を果たしたことから、有事における鉄道輸送がにわかに脚光を浴び始めた。

 折しも今年3月から国土交通省主催の「今後の鉄道物流のあり方に関する検討会」がスタートした。

 この貨物輸送の復権を図ることを目的とした検討会の第3回会合(2022年5月19日)において、ユーザー代表の1人として防衛省がヒアリングに招かれた。

 そこでの意見陳述が議事要旨にまとめられたのだが、この中にはタイトルで引用した「124名が命を落とした」との発言が記録されている。この発言からも、有事においては死者が出ても鉄道輸送網を維持を維持して欲しいとする防衛省の期待と本音が見て取れる。

 以下、検討会議事要旨から防衛省のヒアリング部分を抜粋・紹介する。


「ウクライナ侵攻におけるロシア陸軍の鉄道利用」

〔解説〕広大な国土と長大な国境線を有するロシアでは、鉄道輸送はロシア陸軍の兵站において重要な位置を占めてきた。

 ウクライナ侵攻でも鉄道輸送は陸上兵站で主要な役割を果たしている。

 ロシア陸軍の兵站における鉄道輸送の位置付けについて分析した論文【米田 光一 3等海佐「ロシア陸軍の兵站の特徴とウクライナ侵攻」(海上自衛隊幹部学校戦略研究会 コラム228 2022/04/20)】から、侵攻においてロシア陸軍が鉄道輸送をどのように利用したかを分析した章を抜粋・紹介する。


「鉄道輸送能力の算定要領―「幕僚諸元」(陸上自衛隊訓練資料2-00-00-02-26-0)抜粋」

〔解説〕以下は、陸上自衛隊が鉄道を利用する際に輸送能力の算定要領を定めたものだ。「幕僚諸元」とは、各種作戦計画を作成する際の見積りの根拠とするデータ諸元をまとめたものである。

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