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日米「2+2」共同発表(2022年1月7日)に込められた含意―防衛省部内資料より

『軍事民論』第717号(6月1日発行)…18頁 *抜粋はここをクリック

日米「2+2」共同発表(2022年1月7日)に込められた含意―防衛省部内資料より


 2022年1月7日午前7時半から約1時間半、日米安全保障協議委員会(「2+2」)がテレビ会議形式で開催され、日本側からは林 芳正 外務大臣及び岸 信夫 防衛大臣が、米国側からはアントニー・ブリンケン国務長官及びロイド・オースティン国防長官がそれぞれ出席した。

 この会合では、共同発表が発出されているのだが、この主の文書にありがちな、差し障りのない言い回しから一般国民がその真意をくみ取ることは困難だ。

 今回、本会の情報公開請求に対して、防衛省はこの「2+2」に関する一連の部内資料を開示した(リスト〔PDFファイル〕のダウンロードはここをクリック)。それら部内資料のうち主に対外想定問答から、赤字下線の語句の意味を紹介することで、共同発表の文脈に込められた含意について解説を試みたい。

 開示された部内資料によれば、この「2+2」では①変化する地域の戦略環境に関する認識をすり合わせるための突っ込んだ議論②日米同盟の抑止力・対処力の抜本的強化に向けて具体的な議論③沖縄を始めとする地元の負担軽減を図ることの重要性の一致において成果があったと自賛している。

 なお共同発表文のうち青字で示した文言は、日米同盟の抑止力・対処力の抜本的強化に関する文脈での両政府間での議論であると部内資料が説明した箇所である。


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