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米軍特殊作戦部隊の訓練事故は日本が最多―米会計検査院報告

軍事問題研究会編集

 米軍特殊作戦部隊(special operations force)の訓練事故が、米国外では日本が最多であることが米会計検査院(United States Government Accountability Office)の報告書から明らかになった。

 米軍では機能別統合軍として特殊作戦軍(United States Special Operations Command: USSOCOM)があり、陸軍特殊作戦コマンド(Army Special Operations Command)、海軍特殊戦コマンド(Naval Special Warfare Command)、空軍特殊作戦コマンド(Air Force Special Operations Command)、海兵隊特殊作戦コマンド(Marine Forces Special Operations Command)で構成されている。

 報告書によると2012~2022会計年度までに報告された、特殊作戦部隊員が関係する訓練事故は2,615件で、そのほぼ90%は米国内で発生した。米国以外では22ヵ国で発生しており、このうち約63%が日独英の3ヵ国に集中している。発生件数と全体に占める割合は以下の通りだ。

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