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特殊作戦群の小銃にモザイクがかかる謎―イスラエル製を隠すためか?

軍事問題研究会編集

 陸上自衛隊のX(旧Twitter)での公式アカウントに「令和6年度豪州における豪陸軍特殊作戦コマンドとの実動訓練の成果動画について公開します。」と題して陸上自衛隊特殊作戦群と豪陸軍特殊作戦コマンドとの共同訓練の一部が公開された。

 この動画を見て不思議なことに気付いた。特殊作戦群の小銃の一部にモザイクがかかっているのだ。

 全ての銃器に一律にモザイクをかけるのであれば、(決して容認するわけではないが)統一された秘匿の基準として分からなくもない。同じ銃器で公にできるものとできないものがあるというのは腑に落ちない。

 この点について、12月月例研究会後の忘年会で問題提起したところ、参加者の某OBからその小銃はイスラエル製ではないかという意見が出た。

 現在防衛省は、ガザでの戦闘で国際的な批判を浴びているイスラエルからドローンの輸入を検討しており、これに一部の世論から批判を浴びていることから*1、同国との関わりに神経をとがらせているという。特殊作戦群がイスラエル製の武器を使用していることが明らかになれば、世論の反発は必至。そのため同国製であることを隠すためにモザイクをかけたのではないかというのが某OBの見立てだ。

 そこで自衛隊がイスラエル製小銃を輸入しているのか調べてみた。


 以下は動画の抜粋。最上段左の画面では、小銃にモザイクがかかっている。これに対して最上段右の画面では、狙撃手の顔にモザイクがかかっているが、狙撃銃にはかかっていない。また中段の画面(本HPでは省略)では小銃がはっきり映っている。

 また最下段の画面(本HPでは省略)では並んで映る小銃だが、向かって右の小銃だけモザイクがかかってる。

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