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東日本大震災での陸自化学科部隊の活動記録―3曹がメルトダウンの恐怖から任務放棄           

  • 軍事問題研究会編集
  • 2023年1月18日
  • 読了時間: 2分

『軍事民論』第708号(1月19日発行)

東日本大震災での化学科部隊の活動記録                     

「東日本大震災災害派遣行動史編さん基礎資料」(陸自化学学校)

 ―化学科部隊3曹がメルトダウンの恐怖から任務放棄―

 今年もまた東日本大震災の3月11日を迎える。

 この当時、日本中(あるいは世界中かもしれない)が固唾をのんで見守っていたのが、メルトダウンにより「暴走」の危機が迫っていた福島第一原子力発電所の行方あった(同原発事故の時系列はここをクリック)

 これへの対処に当たった自衛隊の活動について、これまで様々な証言が報じられてきたが、今回、本会の情報公開請求により自衛隊の以下の公式記録が開示された。

「東日本大震災災害派遣行動史基礎資料」(中即集団防第731号電(23.10.28)別冊)*抜粋はここをクリック。

「東日本大震災災害派遣行動史編さん基礎資料」(2011年12月2日 陸自化学学校)*抜粋はここをクリック。

 ①は644頁、②は136頁と内容が膨大なため、本号では②のうち水素爆発が起こった3月12日~13日間の記録部分を抜粋・紹介する。

 本資料の優れた点は、メディアが報じてきた美談や英雄伝だけでなく、失敗についても包み隠さず記録されている点だ。                   ①資料343頁。  

 例えば「輸送隊は、安全であるにもかかわらず、放射線の知識が無く危険回避のため、原発内では車外に出ず。中特防隊のみで卸下を実施した」といった内部の軋轢や、「某化学科部隊の3曹がメルトダウンの恐怖から任務放棄をし、行方不明となった」(いずれも20頁)という不祥事も記録されている。

 136頁にわたる本資料に記載された記録は膨大である。そこで水素爆発が起こった3月12日~13日間の記録部分を抜粋・紹介する。

 なお原文において明らかな誤植は訂正した。              ①資料7頁。 

□ 頒価 ¥300円(前金制)

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