以下の資料は、1958年の台湾危機で沖縄への報復攻撃を容認「米軍の共通認識だった」との記事で紹介された「台湾海峡危機に関する文書」です。
(資料番号:21.6.1-1)は、記事で「現在も機密扱いとなっている同部分をダニエル・エルズバーグ氏(元国防総省職員で核戦略専門家)が2017年に公開した」ものです。
(資料番号:21.6.1-1)「The 1958 Taiwan Straits Crisis: A Documented History」(1966年12月)
(資料番号:21.6.1-2)「The 1958 Taiwan Straits Crisis: A Documented History」(公表版)
以下の資料は、台湾の軍事雑誌『尖端科技』2005年4月号に掲載された論文「解放軍攻台戦役作戦指導推演」を全訳、陸自中央資料隊『中央資料隊情報資料』に掲載されたもの。
本論文は、中国人民解放軍の観点から台湾攻略作戦における解放軍の作戦指導を研究したものであり、北京オリンピック(2008年)後の情勢を想定してシナリオを展開している。
筆者は軍事関係シンクタンクを主宰する台湾軍退役大佐であり、中国の台湾侵攻能力の分析を主体に研究活動を行っている。
本論文では①台湾侵攻作戦の決心②台湾侵攻戦力の準備③中央軍事委員会の作戦指導④台湾攻略部隊における政治将校の政治工作指導⑤各作戦段階における政治工作指導⑥台湾侵攻作戦における解放軍の長所・短所⑦台湾侵攻作戦の準備及び発動の兆候、について分析している。
(資料番号:06.4.15-3)「中国軍の台湾侵攻作戦指導分析」『中央資料隊情報資料』2005年10月号掲載
以下の資料は、1996年の台湾総統直接選挙にぶつける形で行われた中国の台湾海峡での演習を米海軍情報部が分析した報告書。この報告書は、ジョージワシントン大学国家安全保障公文書館が米情報公開法を通じて入手、公表したもの。
報告書は、中国はこの当時台湾侵攻をシミュレーションしていたと分析している。
(資料番号:08.3.21-5)「Chinese Exercise Strait 961: 8-25 March 1996」(米海軍情報部)
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