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ニュース短信:防衛行政に不作為はない―これってロジックそれともトリック?

軍事問題研究会編集

 以下は、行政不服審査法に基づき申し立てられた不作為の審査請求に対する裁決である。

 日付に注目して欲しいのだが、却下の理由は、平成28(2016)年9月16日付けで行われた審査請求に対して、令和4(2022)年9月8日付けで処分の変更を行ったので不作為は存在しないということだ。

 2016年に行われた請求に対して、6年待たせて処分の変更を行い、更にその1年後に却下の決定を行うという経緯なのである。

 このロジックが通用するのであれば、防衛行政に不作為が起こることはあり得ない。



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