2020(令和2)年6月15日、イージス・アショアの配備撤回が突然発表され、その代替策として「新たなミサイル防衛システムの整備等及びスタンド・オフ防衛能力の強化について」が閣議決定(同年12月18日)された。
閣議決定の代替策は、①イージス・アショアに替えて「イージス・システム搭載艦」2隻を整備すると共に、②抑止力の強化について引き続き検討すること、③スタンド・オフ防衛能力の強化のため、新たなスタンド・オフ・ミサイル(12式地対艦誘導弾能力向上型)の開発を行うこととするものである。
この代替策の検討に当たって防衛省が作成・収集した文書の開示請求を行ったところ、請求から1年以上経ってようやく開示決定が下された。
特定された文書は544件。これ以外にタイトルすら明らかにできない文書が存在し、それらは不開示決定とされたため件数は不明である。
文書タイトルが明らかにされた文書(PDFファイル)は以下のURLからダウンロードできる。
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