日本政府が核兵器禁止条約に反対していることは、メディアが大きく報じているため世間に知られている。 実はこの他にも、国連において核軍縮関連決議に「棄権」投票を行っていることが、外務省が衆議院予算委員会へ提出した資料(【注】資料名は本会会員のみに告知)から明らかになった。
昨年、国連総会で採択された核軍縮関連決議は計21件。このうち9件を日本政府は棄権している。
決議の件名から推測すると、米国の核抑止の脆弱性につながるような決議に棄権していることが読み取れる(例えば「核兵器の威嚇または使用の合法性に関する国際司法裁判所(ICJ)の勧告的意見のフォローアップ」)。
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