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南極の氷の配布先を決めたのは誰なのか?―防衛省に記録なし

  • 軍事問題研究会編集
  • 2月28日
  • 読了時間: 1分

更新日:2月28日

 鬼木 防衛副大臣が、海上自衛隊の船が南極で採取した氷を自身の選挙区内で配っていたことが問題となった(NHKニュース)

 事件から半年以上も経ち、メディアは完全に関心を失っているが、本会はしつこく追求したい。

 この問題でメディアが全く追求していないことが、配布先を決定したのはそもそも誰なのか?という問題だ。

 国民の税金で採取した物の配布を決定したのは誰なのか、そしてその者はその決定をする正当な権限を持っていたのかという点も重要な問題であるはずだ。

 そこで、この配布を誰が決めたのかが分かる文書を防衛省に情報公開請求してみたところ、文書不存在で不開示という決定であった。まるで旧安倍派の裏金還流問題を彷彿させるような結末であった。

 少なくとも防衛省では、責任の所在を曖昧にしたまま国民の税金が使われているという事実だけは分かったと言える。


【関連情報】

・ 南極の氷の配布はお手盛り―防衛省に配布の基準なしここをクリック

・ 南極の氷は防衛大臣・副大臣・政務官・補佐官が受領―防衛省が配布先リストを開示ここをクリック

 
 
 

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