最近受けた開示決定通知(図1。なお通知書の関連箇所を抜粋した)には驚いた。
電磁的記録(PDFファイル)1個の複写の交付に対して、開示実施申出から40日かかるというのである。
この開示請求では、開示対象文書の電磁的記録が既に存在し、不開示(墨消し)の措置をする必要がないにも関わらずである。
電磁的記録をそのまま複写媒体にコピーするのに(仮にPDFファイルに変換してコピーするにしても)1時間もかからないはずである。
比較のため、他省庁の開示決定も紹介しよう。
図2は内閣官房副長官補の開示決定通知である。いわゆる経済安保推進法案に関連する文書の開示決定であり、対象文書となる電磁的記録が1,014個あるにも関わらず開示実施の申出から1週間後に発送するとしている。
防衛省はどう見ても「働かないおじさん」ではないか!?
図1
図2
(注)掲載に当たって引用者が蛍光で色づけした。
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