軍事問題研究会編集2023年11月22日読了時間: 1分ニュース短信:不開示決定で不祥事を隠す防衛省 海上自衛隊第4術科学校は、後方支援の職種の中で、「経理」、「補給」、「給養」、「監理」(業務管理)などの術科を教育する機関である。 同校は、部内向け機関誌『4術校』を発行している。 本会の情報公開請求により第115号(2021年度発行)が開示され、中には以下の記事が掲載されていた。 タイトルからすると、過去の不祥事に関するOBの懺悔記事のようだが、ご覧の通り、本文は全て不開示とされている。 身内の不祥事を隠すために不開示決定が利用されているのである。
海上自衛隊第4術科学校は、後方支援の職種の中で、「経理」、「補給」、「給養」、「監理」(業務管理)などの術科を教育する機関である。 同校は、部内向け機関誌『4術校』を発行している。 本会の情報公開請求により第115号(2021年度発行)が開示され、中には以下の記事が掲載されていた。 タイトルからすると、過去の不祥事に関するOBの懺悔記事のようだが、ご覧の通り、本文は全て不開示とされている。 身内の不祥事を隠すために不開示決定が利用されているのである。
ニュースの背景:特定秘漏洩事件が海自OBに与えた影響2022年12月26日、海上自衛隊情報業務群1司令(1等海佐)が元自衛艦隊司令官に対して特定秘密を漏らした事案について、防衛省が調査結果とその処分を公表。 その後、再発防止策として以下の措置が講じられた。 ① 情報部署の職員はOBに対するブリーフィングを禁止。 ② 情報部署以外の職員も、OBに対しブリーフィングをする場合、事前許可及び実施結果を報告。 こうした処置に対して、防衛省から情報が取れなく