5月月例研「戦争終結を妨げる要因」
- 軍事問題研究会編集
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【日 時】5月31日(土)午後3時~5時(2時45分開場)
【場 所】赤城会館(JR・地下鉄東西線「飯田橋」駅)
【テーマ】戦争終結を妨げる要因
【参加費】本会会員¥1千円/その他¥2千円
【検討資料】岸浦 信勝 2等空佐(統幕学校研究員)「現代における戦争の終結に関する研究」『鵬友』2024年1、4、7月号連載
【予約制】5月29日(木)までにご住所(メディア関係者はご所属メディアでも結構です)・氏名を明記の上、本会アドレスttn5rhg28d@mx2.ttcn.ne.jpまで「5月月例研参加希望」とお申し込み下さい。
なお領収証をご希望の方は当日ご用意致しますので、申込時に宛先・但書をご指定の上、お申し付け下さい。
【レジュメの頒布】
頒価:本会会員¥300円/その他¥500円 *お申し付け戴ければ領収証を発行致します。
当日御参加できない方にはレジュメ(PDFファイル。A4×10頁)を頒布致します。
下記本会口座にお振込み戴くと共に、本会アドレスttn5rhg28d@mx2.ttcn.ne.jpまで「5月月例研レジュメ希望」とお申し込み下さい。なお送付は月例研開催後となりますので、予めご承知おき下さい。
(レジュメ構成)
1.戦争終結をめぐる先行研究の概観
(1) イクレ(「紛争終結の理論」)
(2) タック(「戦争終結に関する理論的視座」)
(3) クレフェルト(「戦争文化論」(上))
(4) ヘイガンとビッカートン(「アメリカと戦争 1775-2007」)
(5) ローズ(「終戦論」)
(6) 千々和(「戦争はいかに終結したか 二度の大戦からベトナム、イラクまで」)
(7) ギャディス(「アメリカ外交の大戦略」)
(8) ビッカートン(「勝者なき戦争―世界戦争の二百年」)
(9) ストローン(「戦争はいかにして終結するのか―勝利と敗北の問題―)
(10) ボンド(「戦略の本質」)
(11) スミス(「軍事力の効用」)
(12) モーテン(「Between War and Peace: How America Ends Its Wars」)
(13) 石津(「再考『総力戦』時代の戦争の勝利とは」)
(14) 土門(「勝敗の本質」)
2.戦争終結を解明するための分析枠組
(1) 戦争終結が難航する原因の推定
① 戦争目的の変遷
② 交戦対象の特異性
③ 過去の成功体験の影響
④ 政軍関係の機能不全
(2) 「戦争目的」が有する決定的な意義
① クラウゼヴィッツ
② ワインバーガー・ドクトリン
③ 「野外令」(陸上自衛隊教範第1-00-00-01-29-0号)
3.事例研究―アフガン戦争における戦争目的の変遷
(1) 9・11直後
(2) アフガン戦争
① ブッシュ政権
② オバマ政権
③ トランプ政権
④ バイデン政権
4.戦争終結を妨げる要因
(1) 戦争目的に関する政軍間での認識の相違
① 関心の違い
② 政府高官の軍務経験
(2) 「目的」と「目標」の混同
① 目的と目標の関係
② 米国の場合
(3) 「目標系列」の不整合
① 目標系列とは
② 米国の戦略文書体系への当て嵌め
(4) マイクロ・マネジメント
① マイクロ・マネジメントとは
② 発生原因―戦争目的の流動性
③ 文民政治指導者の役割―戦争目的流動化の局限
5.現代における戦争の終結とは何か
(1) 政治指導者が思い描いた戦争終結の姿とは
① 戦争目的
a. ブッシュ政権
b. オバマ政権
② 結果
a. イラク
b. アフガン
(2) ウクライナ、アフガン、イラク戦争の総括
① アフガン及びイラク戦争の終結・勝敗に係る判断
② 戦争終結が難航する推定要因
6.(参考)ニュースの背景:米国の懸念は存立危機事態から重要影響事態への日本の後退―防研主任研究官の論考
以 上
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